コンビニのレジ袋が2020年7月から有料化になりました。
いままでレジ袋のことなんかあまり考えたこともなかったのですが、コンビニで買い物をするとあらためてレジ袋が有料になったことに気づかされます。
まだまだエコバッグを使用している人は少数ですけどこれから徐々に増えてきそうですね。
こちらのサイトでは、コンビニのレジ袋はなぜ有料化になったのか?またエコバッグはどうすればいいのかをお伝えします。
ついにコンビニのレジ袋が有料化されましたね。
コンビニでお弁当屋とジュースを買ってそのまま持ち歩くのはできないので、エコバッグを持ってなければとりあえず何円かを払ってレジ袋を買ってる方も多いと思います。
なぜ、コンビニのレジ袋が有料化になってしまったんでしょう。
コンビニに限らず、スーパーやドラッグストアーなど今まで商品を買うと無料で配られていたビニール袋が有料化になっています。
経済産業省によると、環境問題が一番の原因です。
レジ袋に限らずペットボトルなどプラスチックごみの削減をするためです。
テレビのニュースなどで見た人がいると思いますが、海洋プラスチックゴミが深刻化になっています。
ペットボトルや大きなプラスチックの廃棄物が廃棄物処理網をすり抜けて河川や雨水で流され海に拡散して行きます。
海で浮遊を続けるプラスチックが波に乗って何千キロも流されていくうちに徐々に劣化しマイクロプラスチックとなって海底の泥の中に大量に堆積しています。
マイクロプラスチックは、一般的に5mm以下のプラスチック材料の微小片や微粒子のことをいいます。
問題は、魚をはじめ甲殻類、貝類、カモメやアザラシなどの海洋生物などが海水に混ざったマイクロプラスチックを誤嚥してしまいます。
魚を解剖してみると食べたマイクロプラスチックが出てきます。
2018年、人体にマイクロプラスチック片が取り込まれていたことを欧米消化器学会が発表しています。
マイクロプラスチック問題が発端となってなるべくレジ袋を使用しないようにして行きましょうということです。
しかし、
海の漂着ごみ(プラスチック類のみ)の中でレジ袋等のポリ袋の占める割合は、わずか0.6%、容積にして0.3%であったという報告があります。
主なものはペットボトル38.5%、漁具12.3%、ブイ11.9%、魚網、ロープ10.4%、容器類7.4%、他となっています。
レジ袋等のポリ袋を減らしても海洋プラスチックごみの削減には効果が少ないと思われます。
よっぽど他の物をどうにかした方が効果はありそうです。
また、地球温暖化や、資源の削減などの効果としても効果は少ないと思われます。
ポリエチレンを原料にポリ袋を作っているのですが、ポリエチレンは石油を作るときにできたごみです。
ポリエチレンは昔使い道がなくて廃棄していたとのこと
実際にコンビニで商品を購入したあとレジ袋を持っていなかった場合あなたはどうしますか?
日本経済新聞でレジ袋についてアンケートが実施されました。
毎回、毎回コンビニでレジ袋を購入するより、エコバッグを持って行った方がいいのか迷いますよね。
エコバッグも千円~2千円ぐらいしますが、ダイソーなどの100円ショップでも店舗によっては扱っています。
実際、私も3つほど買いました。
コンパクトに折りたたむことができカバンに入れとけば、いつでもOKです。
100円ショップで売っているといってもそこそこしっかりしたものなので繰り返し何度も使用できます。
今回のレジ袋有料化は、ほかのプラスチック類と比べそんなに環境にメリットがあるとは思えません。
またエコバッグも衛生面からしてどうかと思います。
あなたはどう思いますか?
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