関東上空で火球が目撃されました。
火球が目撃されたのは、2020年7月2日 午前2時32分ごろです。
その時に衝撃音も聞こえたという証言も何件か投稿されています。
具体的にどういう状態だったのか目撃証言や火球の正体などを調べてみました。
地球には毎日たくさんの惑星間空間に存在する個体物質(星のかけら)が降っています。
ほとんどは地球の大気圏を通過中に大気との摩擦で高熱になって燃え尽きてしまいます。
地上から見ると流れ星となって見えます。
流れ星の中でも特に明るい(-3等級もしくは-4等級よりも明るい)ものを火球と呼んでいます。
火球の中でも消滅せずに地球の地面に落下するものを隕石といいます。
地球に突入するスピードは秒速数キロから十数キロになるといわれており、国立天文大によると火球は国内で平均すると1か月に数個程度目撃されているとのこと。
ほとんどのものは小さいので大気圏で燃え尽きてしまいます。
7月2日の火球について
国立天文台の縣(あがた)秀彦国際普及室室長は、明るさや光っていた時間、スピードや角度などから、「小さければ8cm、平均的に見積もれば20cmから30cm」だと分析している。
引用:Yahooニュース
地球全体でみると直径1mぐらいのものは3日に1個は地球に落ちてきているとのこと。
それなのにニュースにならないのはほとんどのものが海に落ちているからだそうです。
地球全体で見るとかなりありますね。
もし燃え尽きずに地表に落下していたら大変なことになっていたかもしれません。
隕石といえば、2013年にロシアで隕石が衝突し、衝撃波で建物のガラスなどがてニュースになりましたよね。
【ロシア隕石落下映像 落下から爆発の瞬間、衝撃波までの様子-YouTube】
星空などの撮影、イラストなどツイッターやYouTubeなどでご存じの方も多いと思います「KAGAYA]さんは、東京都内のベランダから動画を撮影していました。
火球は7月2日午前2時32分ごろ西から東の方へ飛んで行ったとのこと。
そして数分後に室内でも聞こえるほどの衝撃音が聞こえたようです。
実際にその映像がありますのでご覧ください。
この火球が目撃された場所は関東広範囲です。
ツイッターでは「急に空が明るくなってはじけた感じ」、「室内でもごう音が聞こえた」
関東で火球の音に気が付いた人は160件ぐらいあったようです。(調査:ウエザーニュース)
富士山の近くからも撮影していた人がいます。
地震計の記録から火球の起動を推定した人もいます。
今回の火球は上空で燃えつきたので本当に良かったですね。
大きい物がこのまま日本の陸上に落下していたら大変なことになっていました。
仮に燃え尽きずに地表まで到達していたら千葉県内に落下していた可能性があるとのこと
2020年はいろいろなことが起きています。
年明け早々コロナにはじまり、その影響で外出の自粛要請や飲食店、観光業などで大打撃です。
さらに7月に入りコロナの第2波が来ているのではないかといわれるぐらい東京の感染者数が増えてきました。
自然界でも何が起きてもおかしくない状況です。
これからやってくる台風や大雨も十分に注意したいですね。
我が家も防災用品の見直しをしたところです。以前買った非常食が期限切れになっていたりしませんか?
早いもので今年もあと半分ですがコロナの終息はまだまだかかりそうです。
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