新紙幣、新500円硬貨の発行予定、流通はいつから【最新情報!】

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2019年4月9日 麻生太郎財務相が、新紙幣の発行について発表いたしました。

新紙幣の発行、流通はいつから

新紙幣の発行は、2024年度上記をめど1万円札と5千円札、千円札の紙幣を維新すると発表しました。

新しい元号が決まりましたので2024年は「令和6年」になります。

新紙幣が、2024年上記から発行されますと、流通するのは、2024年の後半になるのではないでしょうか。

過去の例に習うと前回2004年の新紙幣発行の時は、11月1日が流通開始日となっています。

新500円硬貨の発行予定

新500円硬貨についても新しく発行されることが決まりました。

500円硬貨は、素材などを変えて2021年上期を目途に発行されるとのことです。

流通は、同じ年の2021年の後半になると思われます。

新500円硬貨の偽造防止

現在使われている500円玉の素材(ニッケル黄銅)に白銅と銅を混ぜて2色にして3層構造にするとのことです。

また、500円硬貨の周りに入っているギザギザが、新500円硬貨の場合異形斜めギザといってギザギザの一部を他のギザギザとは異なる形状にするようです。

規則正しくギザギザが入っている中で一部分を変則的に他のギザとは違うけいじょうにするとのこと。

複雑にすることによって偽造防止になるんですね。

【引用:財務省HPより】

新紙幣を発行する理由

新紙幣を発行する理由は、偽造防止の観点からこれまでも20年ごとに変えてきたとのことです。

現在使用されている紙幣は、千円、5千円、1万円ともに2004年(平成16年)に発行が開始されています。

2004年以来の新紙幣発行になるようです。

また、2千円札については流通枚数が少ない為、見送ったということです。

新紙幣は世界発の技術も

新紙幣は、世界発の技術も取り入れ偽造防止にこれまで以上の技術を投入したようです。

角度を変えると模様が変わるホログラムですが、中でも1万円札と5千円札は3Dの肖像画が回転する世界発の技術を使うようです。

詳細な情報は不明ですが、見る角度を変えると顔が正面だけでなく斜め横から見えるようになるのではとのことです。

早く見てみたいものです。

この技術をお札に使うのは初めてだそうです。

また、いままでホログラムでなかった千円札には、現行で使われている1万円札と5千円と同じ丸い「パッチ型」の物をつけるとのこと。

お札に付いている記号と番号は、現行野9桁から10桁にして発行枚数が増えても対応できるようにするとのことです。

世の中はキャッシュレスに動いていますのでそんなに発行枚数を増やす必要があるんでしょうか。

新紙幣のお札の顔、裏面は

新しい紙幣が発行されるとなると気になるのは、お札の顔ですよね。

■1万円札  ⇒ 渋沢栄一  裏面 東京駅の丸の内駅舎

■5千円札 ⇒ 津田梅子  裏面 藤の花

■千円札  ⇒ 北里柴三郎 裏面 富嶽(ふがく)三十六景の(神奈川沖浪裏(かながわおきみうら)

選ばれた人物は、明治維新以降の日本の実業、女子教育、医学研究の人達です。

新紙幣お札の顔の人物について

2024年度に発行が予定されているお札の顔になる人物について情報を集めてみました。

新紙幣1万円札の顔

麻生太郎財務相は、新紙幣の顔の人物について明治以降の文化人から選定するという前回の考え方、偽造防止の観点から鮮明な写真が残っていること、紙幣にふさわしい品格があること、国民に広く認められていることなどを元に選定したとのこと。

渋沢栄一(しぶさわえいいち)

1840年3月16日~1931年11月11日

[1840~1931]実業家。埼玉の生まれ。一橋家に仕えて幕臣となり、パリ万国博覧会幕府使節団に加わって渡欧。維新後、大蔵省官吏を経て第一国立銀行を設立。各種の会社の設立に参画し、実業界の指導的役割を果たした。

引用:コトバンクより

 

 

【引用:財務省HPより】

新紙幣5千円札の顔

津田梅子(つだうめこ)

1864年12月3日~1929年8月16日

1864-1929 明治-大正時代の教育者。
元治(げんじ)元年12月3日生まれ。津田仙の次女。明治4年8歳で開拓使派遣女子留学生のひとりとして渡米。6年受洗。15年帰国。華族女学校教授となり,のち女子高等師範教授も兼任。33年女子英学塾(現津田塾大)をひらき女子英語教育に貢献した。38年日本YWCA初代会長。昭和4年8月16日死去。66歳。江戸出身。初名はむめ。

引用:コトバンクより


【引用:財務省HPより】

【追記】

新紙幣5千円札の肖像画が「反転」されているかもしれないという可能性が浮上しました。

津田塾大学の創設者で新5千円札の顔になった津田梅子さんの顔が、津田塾大学から提供された津田梅子の写真とは顔の向きが逆で細部にも反転をうかがえる点が多いとのことです。

出典:津田塾大学HPより

このまま発行されるのかも含めて注目されているようです。

新紙幣千円札の顔

北里柴三郎(きたざとしばさぶろう)

1852年12月20日~1931年6月13日

細菌学者。日本細菌学の父といわれる。東京医学校 (現東京大学医学部) 卒業後,1885年から 91年までドイツに留学,R.コッホのもとで細菌学を学んだ。 89年破傷風菌の純粋培養に成功し,毒素を抽出。 90年 12月3日,これをウサギに注射して血清に抗毒素をつくらせ,この血清をヒトに注射することによって破傷風を予防,治療するという破傷風の血清療法を発表して,世界の学界を驚嘆させた。帰国後 92年に設立された伝染病研究所の所長に就任。 94年ホンコンに出張してペスト菌の発見を報告した。このとき,フランス人 A.イェルサンも同地で別個にペスト菌を発見した。 1908年,日本人として初めてイギリスのロイヤル・ソサエティの外人会員に選ばれる。 14年政府は伝染病研究所を内務省所管から文部省へ移し,東京帝国大学付属を決定したので,これに反対して所長をやめ,北里研究所を創立した。 17年,慶應義塾大学に医学部を創設するにあたってその医学科長となった。また 13年,日本結核予防協会を創設,その副会頭として結核撲滅に努めるなど,日本の公衆衛生に力を尽した。

引用:コトバンクより

【引用:財務省HPより】

新紙幣に変わることをどう思いますか?

Yahooの意識調査より(4/9~4/19まで)

Yahooでは新紙幣に変わるのをどう思うかの意識調査をTwittetrで行っています。

新紙幣の詳細については、財務省のHPをご覧ください。

⇒ 財務省HP(新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します

まとめ

新紙幣の発表が行われました。

映像で初めて見た感じは、数字が目立ってはっきりしていますよね。

確かに外国人や高齢の人にとってはわかりやすいかもしれません。

しかし、今までの1万円札の持つお札の迫力がちょっとなくなったかなという感じです。

新紙幣が流通すると旧紙幣の回収も始まり、とそれにまつわるいろいろな詐欺などもありそうですね。

2019年は、新元号の発表、新紙幣の発表といろいろ新しい時代が始まる予感です。

新しい紙幣を早く見てみたいですよね。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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